印刷インキは紙色に影響されます [印刷・コンピュータ関連情報]

オフセット印刷で使われるインキは、下の色を透過する性質をもっています。その性質によって、CとMを掛け合わせて紫を表現したりCとYを掛け合わせて緑を表現したりできます。
 しかし意外に注意が必要なのは、使う用紙の紙色です。
 クラフト封筒や色紙に印刷した場合などは、下の紙色を透過して青や赤などのインキが黒くくすんでしまったりしますし、白い紙でも黄色がかった白や青っぽい白、赤っぽい白など様々で、これにより微妙な色の変化が出てきてしまいます。
 フデビンの用紙ページ(http://www.fudebin.com/su3002_c.php)では、同じ白いコート紙でも微妙な違いを数値化して表示しています。
 例: パールコートN   紙色白 L:94.69 a:0.45 b:-0.50
 Labの値が、実際に用紙の表面を測色器で測った値です。
 イラストレータなどをお使いの方は、画面上で紙色のシミュレーションをすることもできますので、とてもシビアに確認されたい方は、このLab値を使ってご確認してみてください。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Copyright(c) 印刷のことなら印刷会社フデビン

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。